ぽこブログ

色違いボルケニオンくらい信用できるサイファブログ

白カムイ女最強神話(1弾から6弾までを振り返る)

ぺっぽこです。

おじいちゃんトークをしたい気分になったので、昔のサイファの活動記録と私的な環境所感、当時自分で使ってたデッキなどを思い出して記事に残しておくことにしました。ワシが若い頃はな...。

大体クソみたいな自分語りと白カムイ女すごいねって話なので、へーすごいねどうでもいいけどくらいの顔で読んでいただけるとありがたいです。

一応、お前どこでサイファやってたの?という方に向けて説明させていただくと、秋葉原あたり中心の都内サイファオタクの活動記録です。

 

 

○1弾(英雄たちの戦刃)

ネットのどこかで「勇者リフ」のプロモーションカードの画像を見つけて、このサイファってゲーム面白そうだなと感じて、小学校時代からの旧友を道連れにして、お店に足を運んだのが始まり。ゲーム自体も魅力的だったし、店員さんや常連の方々にすげー親切に接していただいて、どんどんのめり込んでいってしまいました。

 

1弾のカードリスト、今見るとすごいですよね。序盤で仲間になるキャラ+人気キャラって感じの人選がセンスあると思います。トライアングルアタックできる「サジマジバーツ」「ペガサス三姉妹」、すごいえっちな身体をしていてびっくりした「レナ」「リンダ」、クソかっこいい「カミュ」「ナバール」「オグマ」、原作ファンならわかる細かいネタも多いし、このリスト見るだけでサイファは面白いゲームなだったなって気持ちになります。

 

カードの強弱の話になると、サービス終了までまでユーザーにこき使われることになる「ノノ」を筆頭に、「ヘンリー」「チキ」「レナ」「リズ」「サーリャ」などの黎明期ゆえのパワカと、「オグマ」「カミュ」みたいな黎明期ゆえの激ヤバカードが混在していて、まあ混沌としていましたね。

スターターデッキの看板である「スターロードマルス」と「自警団クロム」が両方とも魅力的なカードだったのも良かったですね。

 

とにかく「3Cノノ」が強いゲームだったので、『チキノノマルス』や『リズ』が1番強そうだったけれど、『アズール』も人気があった。

今振り返ると、当時は競技思考的なプレイヤーは少なくて、みんな割と好みのカードを手探りで使うという空気が強かった気がします。人間関係もほぼまっさらなんですけれど、まったりした空気感があって、個人的にはよかったですね。

 

使っていたデッキの話をさせていただくと、最初のうちはどうやって勝つのかもよくわからなかったので、『ドーガ』主人公で「アベル」「カイン」をかばったりしていた。そんなんでも、人間関係には恵まれていて、とても楽しかった。

 

 

○2弾(光と闇の神焔)

このあたりになるとだんだん行動範囲も広がってきて、他のショップの公認に行くことやCS的なものに行くことも増えてきましたかね。

 

環境の話は相変わらず『チキノノマルス』や『リズヘンリー』がいきいきとしていたけれど、『サーリャ』『ヘンリー』も実はこの頃が一番強かったというか、上手な人には何やっても勝てないなって感じがすごかった。『ヘンリー』と対戦したときの虚無感は尋常ではなかったので、心を鍛えられましたね。

新登場の白黒は黎明期特有のズルカード満載の赤青にパワーで見劣りしていたけれど、当時「if」が最新作なのもあって、使っている人は多かったですね。

パワーで劣るとはいっても、現在でも最強の1C弓「タクミ」、チンパン激励天馬「ヒノカ」、後に手裏剣を携えて悪事を働く「エリーゼ」、ババ抜きマン「レオン」、あんまり強くないと評判なのにアホみたいに高い「カミラ」とかは印象に残ってます。強い弱いの話からはズレるんですけれど、この弾の「オボロ」が好きだったーって人は、名誉入れ替えオボロこじらせオタクとして、僕の脳内に刻まれています。

 

f:id:hayakutidebu:20201025012853j:image

最初に使っていたデッキは、知人に「君、引きが強いから」ということでおすすめされた『青赤クロムナバール』。

「自警団クロム」の横で「ナバール」をCCして、回避不可のナバールで2枚割りしてから、「オリヴィエ」で「ナバール」起こしてWinとかいうクソデッキだったけれど、初めて公認で優勝したデッキなので思い出が深い。

 

f:id:hayakutidebu:20201025012914p:image

後半は、自分のオーブ割るのが面白そうな「エリーゼ」を使ってみたかったので、「青黒クロムレオン」を使っていました。「レオン」のCCから、ブリュンヒルデして2枚割りが通ったら勝ち、通らなかったら次のターンで2枚割りをおかわりして通して勝ちを狙う相変わらずクソよりのデッキ。『クロムナバール』と比較すると、確実性が低いコンボでしたけれど、ゲームが動くのも早かったし、「エリーゼ」のおかげで、『クロムナバール』よりはハンデスに強かった印象。当時の僕はヘンリーガチアンチだったんですけれど、今の僕も別に彼の悪行を許しているわけではないです。

 

 

○3弾(希望への雙剣)

暇だったので公認に出まくっていた。新しくサイファ始めたよって人も多かったので、この弾で知り合った人も結構いるハズ。

 

f:id:hayakutidebu:20201025015050p:image

この弾の新規カードといえばなんといっても、最強カード「カムイ女(白)」です。こいつの話するためにこの記事書いてると言っても過言ではないくらい、圧倒的な存在感を持っていました。このカードの話をしてるだけで、相当な老害アピールをできるので、おじいちゃんごっこをしたい方は参考になると思います。

 

まず、4ターン目に「ギュンター」を退避から釣ることで、70打点が2体並ぶのが当時としてはあまりにもオーバースペックでした。大体のデッキは、何度倒しても出てくる「ギュンター」の相手をしているうちに、顔を殴られ続けて死んでました。

70打点の2面を安定して返すためには、こちらも「カムイ女」を使うのが一番安全だったのもあり、あっという間に多くの人が「カムイ女」を使うようになりました。

大会出たらどこを見ても「カムイ女」と「ギュンター」がいるゲーム、ヤバくないですか?ヤバかったです。「初心者です、お手柔らかにお願いします〜」から繰り出される主人公が「キヌ」や「カムイ女」で、悪いけど本気で頑張るしかないかなってなることも多かったです。

ゲーム全体の展開が早く、戦闘力と支援力のラインがとにかく重要視された環境だったので、戦闘力60しか出ない魔道士や支援20しかない上に手札で腐った「ギュンター」を捨てられてしまうリスクを抱える暗闇紋章が弱いとまで言われていました。

いろいろ「カムイ女」はすごかったって話をしてきたんですけれど、その動きの速さと謎の竜特攻により、古の巨悪「チキノノ」を絶滅寸前まで追い込んだのは、今思うとかなりいいことだったといえなくもないですかね。

サイファは、たくさんアドバンテージを稼いだほうが勝つだけのゲームじゃなくて、前衛後衛システムによる盤面のやり取りとか、盤面放り投げて顔に行くタイミングを考えるから面白いゲームだよなって、今になると思います。当時は轢かれすぎてキレ散らかしてました。

 

ちなみに、白黒と合わせて新登場だった緑は、頑張ってレベルアップしてる間に大体「カムイ女」に轢かれていました。ただ、レベルアップしなくていい「セネリオ」は局所的な人気があった印象。

 

主に環境で使われていたデッキは、「カムイ女」をマリガン基準にできるので安定感と竜人8枚に期待できる『白黒カムイ女』、受けの強さから白黒のミラーで圧倒的に強い『白黒キヌ』、ノノを入れて長期戦も見据えた『白黒青カムイ女』、「マリアベル」の存在で支援負けしにくい上に主人公の回避を拾う能力が高かった『青赤リズ』あたり。「エリス」による80受けを信じて『マルス』を使い続ける人もいたにはいた。

 

この弾の最初の頃は、「カムイ女」を使った普通のデッキを使っていたんですけれど、正直「ギュンター」の支援に一喜一憂するのがアホくさいよなって気持ちがかなりありました。

 

f:id:hayakutidebu:20201025014400j:image

そこで気分転換に、『白黒青エリーゼ』というデッキを、当時お世話になった方のアドバイスを聞きながら組んだら、思いのほか楽しいし、結構強かったので『エリーゼ』を使い続けていました。試行錯誤の段階のレシピしか見つからなかったので、当時最終的に行き着いた形を思い出して貼ってます。

7絆まではガン待ちして、7絆からカムイ女とノノを出して盤面制圧するデッキだったのだが、当時は自らのオーブを割るカードなどの待ちに強いカードや、扱いやすい竜石メタがなかったので、待ちという戦法自体が今よりかなり強かったです。

使用率が高めだった『リズ』に対して有利なのもかなりポイントが高くて、今振り返るといい立ち位置のデッキでしたね。ただ、順当に『カムイ女』に轢かれることも多かったので、まだ信じ切れてはいなかったです。

 

 

○4弾(煌めき幻想)

使っていたデッキが強かったので、やる気自体はかなり高かったです。お世話になっていた店が閉店しちゃったり、津田沼いきいき対戦会なる謎の対戦会に呼ばれたり、まあいろいろありましたね...。

 

4弾は赤青の新規が出たものの、白カムイ女の暴力行為を止めるには至りませんでした。しかし、長い間使われる「英雄王マルス」、最強の暗闇メタ「ルフレ男」、見た目より全然強かった「シリウス」、なぜか受けが上がる「ユベロ」、ふとももがセクシー「4Cティアモ」、初の支援0「暗黒皇帝ハーディン」、熱烈なファンが多かった♯FE関連のカードなど、光るものはありました。SRが全体的に控えめなスペックだったのがちょっと印象を悪くしている説がありそう。

使われていたデッキは、相変わらず強い『キヌ』『カムイ女』『リズ』、「2Cマルス」による引っぱりがとにかく強力な『シリウス』、暗闇めくるとすごい『マルス』あたり。ダークホースとして、顔の殴り合いでは強い『アズール』に注目した人もいましたね。

 

使っていたデッキは引き続き『エリーゼ』で、暗闇対策で「1Cルフレ男」を積んだ以外は特に何も変わっていなかった。赤青のチキノノ型に一瞬浮気をしたけれど、某chikama222杯で『マーク女』とかいう射程持ちしか入ってなさそうな蛮族に4ターンくらいで殺されてから、そっと白黒青に戻しました。

 

 

○5弾(相剋を越えて) 

自分のデッキが強いことに気づき始めたのに、大きな大会の本番であんまり勝てなくて悔しかったので、修行の日々を送っていた。全国予選の権利を取った後に、山手線一周とかいうクソ企画をして権利書を路上に落としたのがたぶんここらへん。戦場のダンディズムをはじめとした、空前の公式ガイドブックブームってここでしたっけ?

 

5弾は新カラーとして紫が登場したものの、正直なところ「カムイ女」の暴力を止めるにはあまりにも力不足であった。「ファ」と「エリウッド」は強いよね...みたいな話をみんなしていた。

ただ、一緒に収録された緑は、完成したら手がつけられない「天空アイク」、みんな大好き「ミカヤ」、相手にサイファさせない「サザ」、成長ヤクザ「ジョフレ」などの後世でも通用するレベルの強力主人公が目白押しで、緑を組んでいた人はとても楽しかった弾だと思う。

 

よく使われていたデッキは、相変わらず最強の『キヌ』、『カムイ女』、ユベロがアホ強いことがバレた『魔術マルス』、完成すれば当時としては破格の硬さを持つ『アイク』あたり。『セネリオ』や『ロイ』、『ワユ』、『サザ』あたりも見た気がするし、幅広い主人公がいたので、結構好きな弾ではあるかもしれません。

 

僕が使っていたデッキは相変わらずの『エリーゼ』だったんだけれど、『サザ』対面がかなりしんどいのに身の周りが『サザ』使いばかりでPTSDを発症したので、新しいデッキを組むことにしました。

 

f:id:hayakutidebu:20201025014703j:image

そこで組んだのが『赤青シリウス』だった。たくさんの天馬と「ルフレ男」、「暗黒皇帝ハーディン」を採用した遅めの『シリウス』で、丁寧なサイファをするいいデッキでした。待ちデッキに対しては『ハーディン』、攻めてくるデッキに対しては『ルフレ男』がとにかく強かったです。CCさえすれば不利な主人公は少なかったのもあって、とにかく回してて楽しかったです。

 

 

○6弾(閃駒ノ騎影)

仙台のサイファキャラバンなるイベントに行ったのがたぶんこの頃。サイファで唯一した遠征らしい遠征がこれだったけど、ベニーランドとかいう謎の遊園地で遊んだりしてて、半分くらいただの旅行って感じでした。ベニーランドの山菜うどんは人生で食べたうどんで1番マズいレベルのうどんだったけれど、仙台の方々は面白いし暖かい人たちでした。ベニーランドの悪口をツイッターで言うと、謎のアカウントに捕捉されるので、皆さんは気をつけてください。

 

6弾は新色として黄色が登場したのと、龍脈などの新ギミックがあった黒の新規が登場しましたね。

新カラーの黄色は、主人公としては、「アイラ」以外は別にそんなには強くはないかな~という感じだったんですけれど、初めて裏の絆を表にできる「4Cディアドラ」が登場して、いろいろなデッキで使おうとしてる人を見かけました。

黒の新規は、弱くはないし、何なら強いんだけど、「龍脈マークス」、「龍脈レオン」などちょっと癖があって玄人好みなカードが多かった感じがあります。

ただ、「3Cピエリ」と「3Cフローラ」の登場で闇のデッキ『ピエリフローラ』が誕生することになります。「カムイ女」を真ん中に置いて「ピエリ」と「フローラ」を並べてたくさん殴って勝ちみたいなデッキなんですけれど、本当に動きが早いし自分からオーブ割るので待ちも通用しないので本当に強かったです。コンボはCC札と「ピエリ」か「フローラ」のどっちかがあれば始動可能でコンボが揃わなくても、従来のカムイ女と同じ動きが普通に強いのもミソですね。

 

流行のデッキは、相変わらず白黒デッキが1番多かったんですけれど、さすがに良心が痛むのか『ピエリフローラ』を使ってくる人は少なかった印象。

黄色は「4Cエリウッド」や「3Cファ」を搭載して、支援負けを減らしたタイプの『アイラ』が人気でした。

ミカヤ』や『天空アイク』など緑の主人公や、『マルス』『マークス』も割とよく見ましたね。特にミカヤは、関東の人たちはなんでそんなミカヤ好きなの?ってレベルでいた気がする。

 

使っていたデッキは、まあ変わらず『エリーゼ』と『シリウス』だった。

エリーゼ』はメイドの登場で乗り先増えたり、「3Cフェリシア」などのそこそこ使える新規をもらったのが追い風だったけれど、『ピエリフローラ』があまりにも無理すぎてなんかもう限界的なものを感じていました。

シリウス』は相変わらずまあ普通に強いねって感じの優等生デッキでしたね。でも、『エリーゼ』ほどじゃないけれど、『ピエリフローラ』はキツいです。

 

 

◯おわりに

だいぶ長いこと語ってしまったので、白カムイ女最強時代までをひと区切りにして記事をおわります。

実はこの頃が1番サイファをやってたので、とても書きやすかったです。続きも書きたいなーって気分ではあるんですけれど、正直かなり記憶があいまいなので、まあ書けたら書くって感じでいこうと思います。

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

環境の話とかは、私の身の回りはこうだったよ!みたいな話かなり聞きたいんで、何かの機会に通ってた小学校の給食のメニューくらいの気軽さで話していただけると嬉しいです。

 

 

 

 

ホントは思い出話してるふうを装って、サザとヘンリーの悪口をネチネチ書きたかったんですけれど、さすがに露骨すぎたのでやめました。

 

〜おわり〜