ぽこブログ

色違いボルケニオンくらい信用できるサイファブログ

黄青エルトシャンのプレイについて

ツイッターのアイコンを変えたいけどいい感じのが思い浮かばないぺっぽこです。

 

なぜ、エルトシャンの使用者がこんなにも少ないのかを僕が調査したところ、やはりプレイが難しそうに見える(実際簡単ではない)のが一番の原因かなと思いました。

 

そこで、多少なりともハードルを下げるために、僕がエルトシャンを使う上で意識してることを書きます。

 

hayakutidebu.hatenablog.com

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デッキの中身の話は上のリンクからお願いします。

f:id:hayakutidebu:20181107214327j:image

使っているレシピはこれです。

 

サイファのデッキを使う上で重要なことは、そのデッキの強い動きと弱点を理解して、強い動きを押し付けることと、弱点をカバーする立ち回りをすることだと、僕は考えています。だからまずは、エルトシャンの強い動きと弱点を解説していこうと思います。

 

○黄青エルトシャンの強い動きについて

 

クロスナイツと絆加速からの高い展開力を押し付ける

3Cのカードを多めに採用したおかげで、6絆あれば3Cのカード2枚とクロスナイツから出てくる騎馬の3面の展開を安定して行うことができます。多くのデッキの5ターン目は2面強いカードが出てくるかどうかなので、6枚以上の絆をキープしながら展開したカードで相手の展開したカードを叩いていくだけで、盤面有利を取ることができます。

 

運び手で盤面を整える

いや何今日サイファ始めたかのようなこと言ってんだよこいつと思われるかもしれませんが、いくら展開しても前にいると普通にやられてしまうことが多いので、エルトシャンを下げる必要があるとき以外は優先的に下げて盤面有利を維持しやすい状況にしましょう。エルトシャンを下げるときは、無限に出てくるラケシスを盾にしましょう。

 

ラケシスのBSを使い倒して後続を引きに行く

いくら瞬間的な展開力が高くても手札がなくなると大したことはできません。クロードかディアドラで退避のラケシスを置いてBSのドローを発動し、その置いてきたラケシスをンンかノノで回収して、次のターンの絆フェイズで回収したラケシスを絆に置くという動きを繰り返すことで、息切れせずに盤面の有利を維持できます。  

 

①から③を毎ターン繰り返すことで、盤面を取り続けてライフやリソースを丁寧に削っていくのが基本的な勝ち筋になる中~長期戦向きのデッキになります。お互いの手札がなくなってきたけれど、エルトシャン側だけがラケシスでドローしながら、ラケシスで盤面を片付けるのを繰り返す状態になれば、勝ちは目前といえるでしょう。

 

○黄青エルトシャンの弱点

 

動き出しの遅さ

エルトシャンが本格的に強い動きをできるようになるのは、5ターン目の絆6枚のときからで、それまではあまり強い動きをすることはありません。特に1Cの射程1-2が6枚しかなく、戦闘力も心もとないので、後ろを触る力が弱いです。待ち対面がキツいのもこれが原因ですね。

 

手札が少ない状態で立ち回る前提なところ

そもそもの手札枚数が少ないので、とてもシビアな選択をしなければいけない場面もあり、このデッキを難しくしてる一番の要素だと思います。ラケシスのBSが発動する手札の枚数でエルトシャンの回避を持ちながら、後続のカードを持つとなると大変なので、なるべくエルトシャンへの攻撃を避けて、オーブを温存しておくのがとても大切です。ハンデスをされるのもまあ辛い。ただマシュ―や暗闇を捲られることに関してはあまり気にならないので長所でもあるかもしれませんね。 

 

基本トップ頼りなところ

ラケシスで追加で引けたり、ノノンンで後続を回収できるとはいえ、長い試合になるとトップから天馬や1Cセリスしか来なくて展開の流れが止まってしまうことはあります。

 

支援10が9枚もあるところ

 同値の支援勝負はできる限り避けるのが無難です。できるだけ10上から殴ることを心がけましょう。

 

イシュタルとユリウスの存在そのもの

黄色がマイナーな今がエルトシャンを使うチャンスだぞ!!!

 

このあたりを踏まえて、実際に回す時に何を考えてるのか書きます。

 

〇マリガン

先手後手に関わらず、基本的に3Cのエルトシャンがあればキープで大丈夫ですが、3Cのエルトシャン1枚以外は全部天馬みたいな手札は引き直してもいいと思います。ただし、相手の主人公がこちらのオーブを割ってこない待ちデッキとわかっているのなら、5Cのエルトシャンをキープの基準にするのが無難です。

 

〇5CにCCする前の立ち回り

 

なるべく4ターン目に5Cに乗る

当たり前だけど、一番大事なことです。素引きする、オーブから出てくる、手札から3Cを置いて回収する、退避から3Cを置いて回収するなどで持っておきましょう。

 

基本的に相手のオーブを割らずに脇のユニットだけを攻撃する

要するに待ちます。退避を肥やしたいのはやまやまですが、序盤戦では射程と支援力の差でどうしても不利になりがちなので、5Cに乗るまではオーブをできる限り守ることを優先します。ただし、チキやエリーゼなど、ガン待ち系のデッキに対してはこちら側が乗る前に死ぬということはないので普通に攻撃します。

 

ラケシスのBSで引きやすいように手札の枚数調整をする

ラケシスのBSを使った回数が勝負を分けるといっても過言ではないので、エルトシャンの神速回避(もちろん5Cに最速で乗るのを優先してください)やテキトーにユニットを出して、手札を減らしておきます。具体的な枚数でいうと、5ターン目のドローを終えた段階で手札5枚でその中にラケシスが一枚あるというのがベストですね。最低でも7枚以下には抑えておきたいです。特に1ターン目は後ろに運び手をできる限り置いておきましょう。苦手な射程持ちを前に誘うのはもちろん、3ターン目に出したクロードやンンを下げるなど手札調整以上の役割があります。

 

 ④3Cエルトシャンの手札コストを有効活用する

5Cナンナとラケシス、5Cセリスは退避に落ちていると動きの幅が格段に広がるので、手札で腐らせたりBSが発動しない状態で絆に置くよりも、退避に置いておいて後々クロードやディアドラで置く準備をしておくほうが楽が出来ます。

 

待ち対面は慌てない

チキやエリーゼを見るともう乗る前に殺すしかねーだろ!みたいな気持ちになるのはとてもよくわかりますが、このエルトシャンに轢き殺せるような貧弱さで環境トップになれるわけはありません。普通にいなされてデューテジェニーで蓋をされるのがオチです。乗ってから絆が伸び切るまでの展開力ではこちらに分がある(というかそこしかない)ので、待ち相手は乗った後に向けて手札を温存します。ジェニーやデューテの1Cを叩いておく以外でユニットを出してはいけません。???で自分のオーブを割りながら攻撃すると手札は減らさずに攻撃の数を増やせるのですが、???のプルフ封じが待ち対面でかなり活躍するので、???がダブついたとき以外は我慢しましょう。

 

〇5CにCCしてからの立ち回り

 

絆の表をなるべく強くする

だいたいのデッキでは絆をどんどん裏にしたほうが強いので、このデッキの独特でとても楽しい要素の一つだと思います。クロスナイツ達成の為のエルトシャン(セリス)が2枚、青のカードを出撃させるための青色のカードが1枚、クロードのバルキリーで呼ぶ1C、クロスナイツで呼び出したい騎馬の5枚は表が欲しいです。ンンやクロードの効果にリバースがあるのを考えると、2回の絆フェイズを終えた段階で6枚あるのがベストですね。2回の絆フェイズとディアドラやクロードを駆使してうまく整えましょう。

 

できる限り上から殴る

支援10が9枚も入っているので、マムク―トとラケシスの高打点を活用して、同値勝負はなるべく避けましょう。ラケシスの90打点が一番信頼できることと、ピン挿しのナンナは最低でも80は出せることを意識して丁寧に盤面を取ります。

 

相手が返しにくい盤面や嫌がる状況を作る

例えば、5ターン目はンンとクロードを出撃してからクロスナイツでラケシスを出すのがかなり強力な動きですが、ラケシスを出すと絆が5枚になってしまい、ンンの戦闘力が40になってしまいます。ンンが攻撃する前にラケシスを出さないのはもちろん(めっちゃやらかした)、相手の盤面を全て撃破出来ている場合、ラケシスを出すのを我慢して、ンンの受けの数値を保ち、ラケシスを回収するほうが相手にとっては嫌な状況になることが多いです。相手からすると次のターンにノーコストどころかBSで手札増やしてから、ラケシスが出てくるのに、後列のンンクロードを処理しないといつまでも勝てないからしぶしぶンンとクロードを処理しなければいけないって感じですね。しかも次のターンの絆が8枚まで行けるので、ノノ出撃とクロスナイツを合わせても、ノノが80受けをキープできる相当強い状況です。

これに関しては状況次第でいろいろなパターンがあるし、これをその場で考えるのが楽しいみたいなところあります。

 

手札調整をする

ラケシスのBSで引ける回数が多ければ多いほど有利になれるので、常に自分ターン開始のときに手札が何枚になりそうなのか意識しましょう。ベストはターン開始時4枚以下で、2回の絆フェイズ中にラケシスを置ける状態ですね。2回の絆フェイズ、絆回収能力のおかげで、かなり手札の調整に自由が利くので、展開で変なケチり方しなければあまり困らないと思います。

 

ディアドラはできる限り撃破しておく

1Cディアドラの効果はかなり強力なのですが、出撃したときにしか発動できないので、相手が少しでも黄色に詳しいと放置されてしまいがちです。その状態でディアドラが手札にあるととても困るので、???やインバースがいるときはかならず撃破しておきましょう。

 

メタカードに気を付ける

魔導書、竜石、退避がらみ、効果出撃のギミックをふんだんに使うので、レオン、アクア、ティーナ、レナ、ヴェロニカなどのメジャーなメタが全部刺さります。相手のデッキに入っている色を見て、1枚で積むみたいな手札の持ち方は避けましょう。アクアは逆に竜石2面立てればよくねみたいなところあるかも。

 

死なないこと

すげー大事なことなはずなのに、まあ大丈夫でしょで前に突っ張ってしまう持病をなんとかしてほしい。回避札は3CエルトシャンのBSをンンノノで使い回して持ちます。手札がエルトシャンの回避だらけだと、とにかく動きにくいので、なるべく避けてオーブを残す立ち回りをしていきましょう。

 

待ち対面は???をうまく使う

デッキのスピード自体が遅めなので、待ち対面はOC祭りされながら戦うことになります。こっちも絆からラケシスを何回か出せるとはいえ、デューテのババ抜き連打の前にはいずれリソースが枯れてしまうので、1ターンOCを阻止することのできる???はとても大事なカードになります。どこで出すかは本当状況としかいいようがないので、需要があればもっと丁寧に解説します。

 

 

〇あとがき

 

 たぶんこれぐらいですかね。細かい話をするとキリがない気もします。僕が100%正解のプレイをしてる確信があるわけではないし、まだまだ上達の余地があるなあとも思うんですけれど、回してるときに意識している(はず)のことを大まかにまとめました。

 

この記事の需要ぜってーねーだろって思ってたのに、割と反響をいただいてしまったので、至らない文章力なりに書きました。やたら長いし、あまり読みやすい文章じゃないかなとは思います。

 

それでもここまで読んでくださったことに感謝いたします。